その時がきた

 

 

80になる母から電話。

 

「悪いんだけど土曜日、車に乗せてってもらえないかい?命日だから」

 

早いものです。父が亡くなって4年経ちました。その時のブログです。

 

お暇ありましたら、宜しくお願い致します(*^^*)

 

 

深夜2時、電話が鳴った。もう取らなくても分かりました。「その時」なんだなと。

 

電話の先は母。

 

「そろそろかね…」

 

「うん、わかった。すぐ行く」

 

 

 

 

妻と娘に声をかけた。眠りが深く、途中で起こすとかなり不機嫌な娘も、その時は素直に起きました。

 

「その時」が来たこと、6歳の娘も分かっている。

 

「その時」がいかに大切なことも。

 

 

 

 

寝たままの姿で向かいました。

 

夏は大活躍のユニクロステテコにTシャツ姿で病院に向かいました。

 

病室に入ると、親父の魂はすでにないだろう。

 

肉体だけが、虫の音のように静かにトックン…トックン…と喉を打っている。

 

良かった…

 

もう散々苦しい戦いをしてきた。「その時」は静かに眠ったまま迎えて欲しい。

 

 

 

 

魂は病室にいて、僕を含めた皆と同じように、親父は自分を見ている。

 

入ってきた僕に気がついた様子。

 

「悪かったな。こんな遅くに。明日の仕事は大丈夫か?」

 

そんな感じだろう空気を感じる。

 

なかなか定職につけないまま35歳で起業の僕です。

 

仕事では、さんざん心配をかけてきました。

 

 

 

 

「起業する」と言った時の呆れた目。

 

その後も、なかなか軌道に乗れなかった姿を見て「やっぱりな」という目。

 

起業して10年、やっと心配かけなくなって、もうこの世にいる意味が無くなったのか…

 

 

 

おふくろは片手で手を握り、もう片方の手で頭を撫で続けた

 

「ちょっちゃん…もう頑張らなくていいよ…もう大丈夫だから」

※ちょっちゃん、とは父ちゃんとの意味

 

8人に見送られ魂は完全に肉体から離れました。

 

テレビで見るシーンです。

 

瞳孔を確認して医師が言いました。

 

「御臨終です」

 

目の前にあるカレンダーを見ました。

 

海の日だった。

 

 

 

 

「今日、明日です」

 

というお医者さんの言葉を聞かずに持ちこたえ、父は海の日を選んで出航しました。

 

「親父、海の日選んで旅立つなんてイキだね~」

 

御臨終の時の言葉として、適切か不適切か…

 

僕の口から思わず出ました。

 

 

 

 

父は福島県相馬市で生まれ育ちました。浜育ちで海が好きだった。

 

海が一番の遊び場所でした。

 

僕が幼少期、里帰りすると必ず行った相馬の海。

 

子供心に「え!あんなとこまで泳いで大丈夫???」と心配するくらい、父はどんどん遠く沖まで泳いでしまう。

 

 

 

 

20代の頃、僕は仕事で行き詰っていました。

 

嫌いだった親父に初めて相談しました。

 

「なんで今の会社を選んだわけ?」

 

楽しそうに仕事しているようには見えなかったからだ。

 

 

 

 

5時起きで毎日満員電車に揺られ、窮屈そうにスーツを着て、働いても働いても4人の養育費でほとんどが消え…

 

楽しいと思える仕事に就こうとする自分は、子供じみた甘えた考えなのか?

 

どこかで

 

「仕事とは我慢と辛抱の上に成り立つものだ。選ぶとか選ばないとか、好きとか嫌いとかの問題ではない。仕事を戴いたら死ぬ気で会社に尽くすものだ」

 

戦争を体験している父が言いそうな言葉で、馴染めないその価値観を言って欲しかったのかもしれない。

 

この価値観に馴染めなくて、何度もバトルして、そのうち口を聞かなくなりました。

 

しかしもう、僕は僕の人生に白旗だったのです。

 

 

 

 

 

親父が言っている事が正しいんだろうな…

 

親父の価値観が、男として生きる道なんだよな…

 

もうバトラないよ。今度は「そうだよね」と言うから。

 

言われる言葉は想像できていました。

 

「だからお前はダメなんだ」

 

そうトドメを刺してもらいたかった。

 

でなければ、全く価値観の違う父に相談はしません。

 

 

 

 

僕の覚悟と裏腹に、父はあまり見せない笑顔で僕に即答した。

 

「世界を見てみたかったんだよ」

 

「世界を見たい?」

 

満員電車に揺られて、つまらない顔して出勤しているサラリーマンとしか見てなかったから不思議でした。

 

 

 

 

親父は子供の頃から、海の先にある外国に憧れを抱いていました。

 

あの国に行ってみたい。

 

この国にも行ってみたい。

 

貧乏だった親父は船乗りになりました。

 

仕事で外国を見て回れる。

 

これ以上ない仕事は、親父にはなかったのだろう。

 

タンカーに乗り、世界ウン十か国と見て回りました。

 

安定した地方公務員の話しを蹴り、不安定な会社を選んだのです。

 

意外でした。

 

その話しを聞いた頃から、父を見る目が変わりました。

 

 

 

 

不安定な会社のとおり、何度も経営危機にありました。

 

人員削減で退職を促す立場にもなり、家族がいる社員からは何度も怒鳴られたり。泣きながらすがられたり。

 

それでも会社命令で、クビを宣告しなくてはいけない立場。

 

どんな気持ちで会社に向かっていたのだろう…。

 

 

 

 

怨みを買う立場をやらされたあげく、最後は自分自身も、日本海近くの小さな小さな系列会社に飛ばされました。

 

定年時は、1Kアパート独り暮らしでサラリーマン人生を終えました。

 

 

 

 

何の不平不満も聞いた事がありません。

 

40代までに、もう散々外国を見て回ったから、その後のサラリーマン人生はオマケのようなものだったのかもしれない。

 

会社には感謝しかないと思っている様子だった。

 

その後、会社は吸収合併され、また吸収され、今は名前も存在していません。

 

 

 

 

父が旅立った時、そして今だに

 

悲しいという感覚は感じていません。

 

だからと言って、いまだに嫌っているわけではありません。

 

僕が父を一番嫌っていた時期は、自分が一番闇の時期でした。

 

ブログでたまに言っています。

 

死とは誰しにも訪れる事であり、死が悲しいのではない。

 

 

 

 

どう生きたか、どのような死に方をしたかによっては悲しい。

 

父は十分幸せだったはず。

 

生涯共にした伴侶であるオフクロは、2ヶ月間の入院中ずっと泊まり込みで看病していました。

 

「これじゃあオフクロまでまいっちゃうから、ちょっと気晴らしに外出なよ。オレいるから」

 

と言っても

 

「離れたくないんだよ」

 

と一緒にいた。

 

僕も含めて代わる代わる子供たち、孫たち、義理の娘や息子が見舞った。

 

父の死は何も悲しい事などない。

 

 

 

通夜に来てくれた友人や親せきには、笑って応対する事ができました。

 

悲しみをこらえて笑っているわけではないのです。

 

わざわざ来てくれた人に笑顔を見せるのは当たり前。

 

変な気も使わせたくないので、冗談も言っていました。

 

 

 

母が喪主でしたが、事実上の喪主は僕でした。

 

悲しむ前に、滞りなく通夜・葬儀を済ませる責務がありました。

 

 

 

 

通夜

 

びっくりする人が集まりました。

 

そんなに知らせてはいないのに…

 

僕の友人・知人も多数来てくださいました。

 

焼香する姿を見ていて、初めて込み上げるものがありました。

 

有り難くて有り難くて、気がつくと唇をギューっと噛みしめていました。

 

義理で来ている人がいる事くらい知っています。

 

それでも親父の名の元にこんなに集まってくれた。

 

有り難い気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

葬儀屋社長が僕にささやきました

 

「中和田さん、こんなに来てくれたのですから挨拶したらどうですか?」

 

通常、通夜で喪主挨拶などしません。

 

本質の僕は内向的で恥ずかしがり屋です。

 

本来なら、「いえ明日の葬儀で」と言うはずです。

 

しかし間髪入れず「はい、やります」と答えました。

 

 

 

 

考えていた挨拶は、通り一遍の内容でしたが、全く違う内容を話しました。

 

興奮してしまい、何を話したかほとんど覚えていません

 

ただ…中和田正一がいかにカッコイイ男だったのか叫びたくなりました

 

「知らなかったでしょう?中和田正一はこんなにイカした男だったんですよ!」

 

それをどうしても言いたくなりました。

 

 

 

 

お人よしで、どんなにバカにされてもニコニコしているだけの男じゃあない!

 

そう言いたくなりました

 

晩年、親父は軽い痴呆症になっていました。

 

数分前に話した内容を忘れる事もあり、小バカにして笑っている人もいると耳に入りました。

 

近所に住んでいると、聞きたくもない話しも耳に入ります。

 

 

 

 

父はそんな挨拶、望んじゃあいなかったかと思います。

 

地味に質素に出しゃばらず。

 

そんな父でした。

 

バカにしたい人間はバカにしていればいい。

 

そういう父でした。

 

取り乱してしまい、参列してくださった皆様、申し訳ありませんでした(-_-;)

 

 

 

 

興奮して取り乱した挨拶でしたが、そこで自分自身が良く分かりました。

 

父の遺伝子を受け継いでいる事への誇りを自分に感じました。

 

あれだけ嫌いだったはずなのに、本当は誇りを感じていたんだ。

 

そう感じさせる事が、親から子への最大の愛情だとも分かりました。

 

 

 

 

いつか僕もこの世を去る時、娘に「お父ちゃんの遺伝子を引き継いでいる誇り」

 

それを感じさせるような生き方をしていきたいと思います。

 

 

 

道をひらくセラピスト 中和田收ナカワダオサム

 

 

 

 

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